繙蟠録 II
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繙 蟠 録 II 2012年

2012/08/07 『高校紛争 1969-1970「闘争」の歴史と証言』の出版を祝う会

2012年7月28日,東京の小石川後楽園・涵徳亭で,『高校紛争 1969-1970「闘争」の歴史と証言』の出版を祝う会が開かれた(司会進行は呼びかけ人のひとりである大谷行雄さん)。冒頭,呼びかけ人を代表して川嶋康裕さんから会の趣旨と開催への経過が述べられた後,著者の小林哲夫さんから取材へのお礼と次の本へ向けた協力要請がなされた。乾杯につづいて,全国の高校闘争の北から南へ順に報告と本の感想が述べられ,歓談と交流を深めた。

 私も発言した(→「この戦争はけっして終わっていない」)。
 その他,ウェブ上でみられる参加者の声を以下に挙げる。

発言のなかで,某教授(名指すに値しないので名は伏せる)は当時の闘いの事実と歴史をいまの若者に語っても理解されないと嘆いてみせた。これは“理解しない若者”に問題があるのではなく,語り手の立場に問題があるのである。全共闘精神は,集会やデモなどの「かたち」にあったのではない。《学生の本分は学生運動であり,学生運動とは学問批判であること》――このことを正面から語り得ないお莫迦な「リベラル・左派教授」とは本質的には敵のまわし者に他ならない。(M)

2012/02/27 シンポジウム「電子書籍の組版を考える」の記録公開さる

昨2011年8月6日に開かれたシンポジウム「電子書籍の組版を考える」の記録が,主催者・文字の学校のサイトでこのほど公開されました。関係者のご尽力に感謝します。

 【シンポジウム】電子書籍の組版を考える 新たな組版ルールを求めて
  URL http://moji.gr.jp/gakkou/kouza/ebook-typo/

  
  2011年8月6日(東京)ちよだプラットフォームスクウェア(撮影:文字の学校)

私の提起全体討議ともお読みいたき,ご意見ご批判をいただければ幸いです。(M)


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